☆Tales of Runal 『紅の闇』キャラクター紹介☆

◇ レイ=クローデル
本編の主人公。ゴーセス(柔道のようなもの)を得意とし、弱冠17歳にしてガヤン神官になった天才少年。
幼い頃に生き別れた姉、フラウベルとバドッカで再会する。
1話でロン=ミディラー討伐の命を受け、今に至る。
普段は姉に振り回されることの多い苦労人であるが、いざとなると頼りになる奴である。
ただし、
色恋沙汰には超がつくほど疎い
◇ フラウベル(=ジェシカ)=クローデル
上で書いたようにレイの姉である。
本名はジェシカ=クローデルであるが、普段は師匠であるリーデ先生の付けた名であるフラウベルの略称、『ベル』で呼ばれている。
外見上は10歳くらいにしか見えないが、実年齢は24歳だったりする。
その事をいい事に、普段は子供みたいな言動と、わがままの数々でレイを困らせている。
両親の死去と同時にウィザードに連れられていったため、レイとは一時離れ離れになったが、バドッカで再会した。
なお、いろいろわがままを言ってレイを困らせるのも、彼女なりの愛情らしい。
◇ バッシュ(バランシュ=ダッカー)
タマットの入信者で傭兵家業のお兄さん。
パーティの中ではベルと並んで一番の年長者。
傭兵としての血生臭い戦場を渡り歩いてきた経験が、人生の機微に通じたやさしさのようなモノとなっているんだろうか?
ともかく、普段はパーティでは良き兄貴分として、そして、戦いの場では頼りになる戦力として行動を共にしている。
博打が好きで、
ちょっとナルシスト(と言うか、勘違い?)なのがたまに傷。
◇ アルベルト&セルフィー
リャノの旅芸人兄妹。
どこからかバドッカへと流れてきた。
レイたちとはひょんな事をきっかけに(と言っても、どうせ書かないと思うけど……)知り合った。
例の『光の夢』事件(1作目、『花束を君に』を参照してくださいな。)をきっかけにレイ達と行動を共にすることになる。
いつもは宿屋で演奏をして、日銭を稼いでいることが多い。
兄のアルベルトは無口であまりしゃべらないので、取っ付きにくく無愛想だが
妹のセルフィーちゃんは行く先々の宿屋で多くのファンを作ってしまうほど、いい娘である。
実際、演奏の稼ぎの多くはセルフィーちゃんの人気に寄るものであると言えるだろう。
と、いう訳で、普段は影が薄いアルベルトだが、鍵開けなど特殊な技能に通じている上、戦闘でもレイ達ほどではないが力になっている。
(もっとも便利な道具となっているところもなきにしもあらず、と言ったところだが。)
◇ ドン
デルバイ信者のドワーフである彼は、アルベルトに輪をかけた無口である。
何故レイ達についてきているのかさえ謎である。
(もっともバッシュがほぼ無理やりに引き込んだと言う経緯も無きにしもあらず。)
普段は黙って行動しているが、ただ黙っているわけではない。
ここぞと言うところで致命的な攻撃を仕掛けるのを得意としているのだ。
◇ シェーン=ルークス
リータスの町のペローマ神殿に勤めている薬学関係のエキスパート(の卵)。
両親ともにウィザードで、当人も期待されたが、残念ながら素質に恵まれず
また、薬学関係に興味を持ったこともあって、ペローマ神殿で研究を行う道を選んだ。
出来のいい兄と比較されるのを嫌い、その分薬学の研究に打ち込んだ為
薬学関係では、他の人には負けないと思っている。
まだ外の世界を知らない彼に、今回の事件は何を残すのだろう。
 
★ その他の人々
 
◎ フィオ=アルマイア
はるばるバドッカからレイ君を追ってきたサリカ神官の女の子。
レイが夜の番の時や、残業の時には差し入れをしたり
出動で怪我をした時には寝ずに看病したり
それはもう健気にレイ君を慕っているのだが
朴念仁のレイ君には通じていない。
それでも負けずに毎日レイ君を追い掛けているのである。
◎ ミーナ=カーマイン
同じくレイ君を追ってきたアルリアナ信者の女の子。
フィオが健気さで迫るのなら、ミーナは元気さといたずらっぽさが売り。
実のところレイのことはあきらめていてフィオに譲ろうと思っている。
ただ、レイ君をからかうのが楽しいので(フィオをからかうのも好き)
これだけはやめられないと思っている。
◎ ヴォルミスト=ガンロード
ドールス高司祭に雇われた裏タマットの密偵。
情報屋、ディーラー、密偵の三つの顔を使い分ける。
そのそれぞれの分野で一目置かれる存在だが
それが彼一人であると言う事は裏タマットの中でも
一部の人間にしか知られていない。


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